| ◆第6回桜文大賞 | |
| ●桜文大賞 | |
| 佐藤 百合子/熊本県 西川ちゃん、美也子ちゃん、その後如何お過ごしでしょうか?桜の頃になると、いつも思い出すのは三人揃っての恒例行事。十九歳だった私達はひとり暮らしの貧乏OLだったっけ。給料前で、手元にはわずか数百円しかなくて、メロンパンとアンパン一個ずつ買って、誰が言い出したか「桜でもみながら食べようか?」ということになり、ブラブラ熊本城迄夜桜見と洒落込んだよね。そしたら、あちこちからお声がかかって、お寿司、唐揚げ食べ放題、ビールにジュース飲み放題、おまけにお菓子や果物迄お土産だといって、しこたまもらっちゃったね。味をしめた私達は花見シーズン終わる迄、毎晩出没。いや〜、おいしかった!これも貴女達が美人だったからだと思ってる。結婚してトリオ解散になる二十五歳迄続いたね。何にも持っていなかった。だけど、今思えば何でも持っていたね・・・。 |
|